シンガポールに来て、日本以上にこの国の人はこの3つの言葉に弱いのではないか、とよく思う。
クリスマスのセールでは、朝の早ーい時間から店の前に並ぶ女の子たち。仕事はどうしたんでしょうか・・・ タダで何かがつくという商品がとってもたくさんあります。旅行を予約すると、なぜか携帯本体がタダでもらえるとか、MRTをのるとNissan Marchがもらえるとか。(政府はMRT>バス>車を奨励してるのに、MRTの会社が車あげてどうするの、と思うのだが) また、割引特典を誰かがもっていて、それをみんなで使い回す。 たとえば、私の友人のユニスは、彼女の友達が○INE WESTやThe Body Sho○の優良顧客らしく、友達はそこにいないのにまるで自分が優待顧客であるかのごとく10〜15%の割引を受けている。おまけに、友達にととどまらず、「友達の友達」というあったこともない人の優待特典までも使うので、元値で何かを買うというのは馬鹿げてきた。絶対友達の友達の友達辺りには優待特典をもっている人がいるに違いない! 彼女のおかげで、私もその優待を受けられるようになった。(秘密のコードを教えてくれた) 他にも、毎日行くフードコートにもディスカウントカードがあり、10%ほど安くなる。が、カードの会員になるためにS$2を支払わないといけない。毎日S$4という安いものを食べているのに、さらに割引が欲しいのです! そして、日本以上にゴールドカードをもっている若者が多いのが不思議だったのだが、なんと、みんな「初年度無料」をあの手この手で継続させて何年も無料らしい! どんな手かというと、初年度の無料期間が終わる頃にカード会社に連絡し、「もし次年度も無料にならないのならやめるしかないわねー。もし継続してほしいなら、マネジャーと話し合ってもう一度連絡をしてちょうだい」と述べる。そりゃ手数料を払うよりもカードの利用額の方が大いに決まっているので カード会社からの返事は大方「じゃ、次年度も無料で・・・」となるらしい!というか、こんなことをするのが当たり前なのに驚いた。日本でこんなことしたら通じるのだろうか?! それにしても、シンガポール人(中華系)のお金に対する執着心はお見それします。
by b0ndi.blue
| 2005-02-08 14:27
| シンガポール文化
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