"Memoirs of a Geisha"
b0043951_1202152.jpg見に行ってきました、Memoirs of a Geisha!いやぁ、日本人ならいろいろ意見もあることでしょう。私の中でも良いか悪いか、白黒つけにくい。見方によって良いと思うところと、これはまずいのでは、というところがあった。私はだいぶ昔に Arthur Goldenの原書を読んだ時、結構ネガティブに反応したということもあり、今回も正直あまり期待はしていませんでした。

印象的だったのは、Miyakoこと京都の四季折々の風景。美しい!また、置屋の"お母さん"役の桃井かおりには圧巻。演技で見れば、Mameha役のMichelle Yeoh、Hatsumomo役のGong Li、千代の子役だった大後寿々花がかなりこの映画を盛り上げてくれていた。もちろん渡辺謙、工藤夕貴、役所広司もね。主演のZhang Ziyiは美しいんだけど、なんか今一歩足りない気がします。ストーリーラインだけでみたら、ラブストーリーで嫌いじゃなかったですね。

本編の9割以上が英語だったことは、アメリカ映画だからしょうがないと百歩譲っても、1割程度使われている日本語の発音(日本人以外による)が私的にはむず痒かった!でも日本人以外は気にならないでしょう。そして、右前で着物を着ている人、京都のお寺でお賽銭を投げた後に振る鈴がなぜかゴーンっていう鐘の音、高下駄、芸者の格好がやけにモダンなどなど・・・細かいことを挙げれば興ざめする部分もいろいろあるのだが、「これは日本に向けての映画ではない!本当の日本を世界に知らしめる映画ではなくて、監督のイメージなのだ!」と思えば、それなりに見られるかもしれません。少なくとも、日本人ですらこうした日本文化を見直し、それを映画にしようとしていないのですから。

ところで、映画の中でどっと笑いが起きたシーンの一つに、アメリカ兵がSayuriを同僚に紹介するとき、アメリカ兵は気安くHiと声をかけたのに対し、Sayuriは深々と頭を下げてこんにちは、と挨拶をする場面がありました。この笑いは、「日本人はいつもああだよな」っていうのと「中国人のZhang Ziyiが日本風にしてるのが変だよな」っていう所から来たのかなと思いました。日本でもこの場面で笑いは起きるのかな?

簡単にストーリーを。9歳のとき花街の置屋へ売られた千代は、そこで下女として働く。同じ境遇で連れてこられたPumpkinという少女に出会い、ともに芸者になるための勉強を始めた。しかし千代は花街一の売れっ子芸者のHatsumomoの執拗ないじめにあい、芸者への道を絶たれ、また下女に戻されてしまう。希望を見失いかけていた千代に、ある時、“Chairman”と呼ばれる紳士が優しく声を掛ける。この出会いが千代に希望と勇気をもたらした。15歳の時、一流の芸者、Mamehaが千代を芸者として育てたいと申し出てきた。そして、豆葉の厳しい指導の末に千代は芸者Sayuriとなり、やがて類い稀な才能を発揮し、花街一の芸者へと花開いていく…
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by B0NDI.BLUE | 2006-01-14 01:18 | ダイアリー
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